◆内容
ゲーム「名探偵ピカチュウ」を映画化した作品。
主人公のティムは幼少期はポケモンが大好きだったが、刑事で家庭を省みなかっだ父親であるハリーの影響で彼らと次第に距離を置くようになる。
またハリーとも疎遠になっていた。
ところがティムが21歳になったある日ハリーの元同僚である刑事から彼が事故で亡くなったという連絡を受ける。
ティムは父親の元を訪れる為にポケモンと人間が共存して暮らすライム・シティを訪れる。
同僚であった吉田刑事からハリーの事故について聞かされるが彼は父親の死を受け入れられず、ハリーの事件の真相を自ら調べることを決意する。
ハリーは刑事を退職し探偵業を営んでおり、彼の事務所に向かうとそこでピカチュウが1匹と出会う。
驚くことにピカチュウ人の言葉を話し、ティムにはその言葉が分かるのだった。
しかしティム以外にはピカチュウの言葉は理解出来なかった。
ピカチュウはハリーの相棒で記憶喪失であり、自分が生きているのででハリーもきっと生きていると訴える。
ティムはピカチュウの言うことを信じハリーの事故について調べるはじめた。
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◆良かった点・こんな人向け
ピカチュウが最初に話す時のインパクト。
キモ可愛いピカチュウ。
バリヤードとのパントマイムの掛け合いのシーン。
◆悪かった点・こんな人には向かないかも
全体的にポケモンがリアルで見た目が怖い。
以下、微妙にネタバレを含みます。
◆感想・ひとこと
・ストーリー
実はハリーの事故はただの事故ではなく背後に蠢く大きな陰謀に巻き込まれたためであった、というミステリー形式のものである。
ポケモン+ミステリーという珍しいスタイルでストーリーとしてはミューツーの逆襲と似ている。
犯人?というか悪い奴は何となく気がつくためミステリーとしてのどんでん返しなどはない。
しかしというかやはりというか、面白いと感じた部分はピカチュウが何故話すのかという点である。
・喋るピカチュウ
ライアン・レイノルズの話し方はデッドプールを思わせるのと可愛い見た目のピカチュウと違和感がありすぎてそれはそれで面白い。
・ピカチュウが話す理由
お父さんがライアンレイノルズなの?(羨ましい!)と驚く人が多かったと思う(ティムは黒人と白人のハーフでどちらかといえば黒人に寄り)
世の中にまだ『人種による違い』、特に見た目、があるためトリックとして成り立っているんだろう(いいのか悪いのかは別にして)
日本人は特に騙されると思う。
字幕で見た方がいい理由は、最後のシーンでライアンレイノルズが出てくるからで、吹き替えだとあまり驚きが伝わらないからである。
・ポケモンの見た目
映画公開前はピカチュウはあまり可愛くないと不評だったが見てみるとキモ可愛い。
カラカラは全く違和感なし。
個人的にベロリンガ、バリヤード、コイキングはなかなか気持ち悪くて好き。
それぞれの画像
とは言うものの正直言うと、個人的に一番好きなポケモンであるグレイシアが出ていなくて少し安心している。
・最後に
基本的にアニメ・漫画の実写化は反対なのだが個人的にこれはありだと思った。