◆内容
ジレンマ、パラドックス、哲学、数学、科学、SF的思考といったジャンルの問題を考えることで思考実験の方法が学べる実験。
◆良かった点・こんな人向け
一問一問に対して解説が丁寧。また問題から過去の哲学者はこう考えるという例があるのでそこから興味がある内容は深掘りできる。
思考実験が苦手な人は考えるきっかけとなる。
◆悪かった点・こんな人には向かないかも
（この本というよりそもそもこういう類の本ははっきりとした答えがなく）答えを知りたい人はモヤモヤする。
割と有名な問題が多いのでこう言う問題など詳しい人はひょっとしたら知ってる問題が多い？
ジャンルが多くそれぞれの問題は割と少ない
◆感想・ひとこと
有名な思考実験やそうでないものも含めて色々なパターンの問題があって面白かった。問題だけでなく著書な考え、答えもついており思考方法の手助けにもなる。
僕が勝手に例であげた、ハンターハンターの問題なら「答えない」が答えだったが、作中でゴンが言うように選ばないといけなくなった時どうすのかと言うのを頭の中でシミュレーションできる。（例えば恋人が余命3ヶ月だったらどうだとか、恋人は殺したいほど憎くなっているとか、母親が実は世界を救うキーパーソンだったらなど条件をつけて考えたりすることで、自分なりの考えみたいなのがざっくりだが出来るんじゃないかと思う）
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