スパイダーマン:スパイダーバース

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マルチバースのスパイダーマン達

◆内容

13歳になる高校生のマイルス・モラレスは叔父とグラフィティ(落書き)をしていたところ蜘蛛に噛まれ特殊な力を手に入れる。

それはピーターパーカーが持つスパイダーマンと同じ力だった。

そしてマイルスは地下でウィルソン・フィスク(キングピン)が加速器を使い異次元空間を繋ごうとしている所に居合わせる。

キングピンを止めようとするスパイダーマンことピーターパーカーは加速器の暴走により重症を負いそれが原因でキングピンに殺害されてしまう。

世界中がスパイダーマンの死を嘆く中、マイルスは自分が彼の代わりになることを誓う。

けれどもマイルスは自分の力をまだうまくコントロール出来なかった。

落ち込んで帰り路を行く中、マイルスはピーターのお墓の前で彼に瓜二つの人物に出会う。

何と彼はキングピン達が開けた異次元から来た別の世界のスパイダーマンだった。

ピーターは自分の世界に戻るためにマイルスと協力することになるのだが


 

◆良かった点・こんな人向け

日本のアニメの影響を受けた躍動感のあるCG
マルチバースから来た色んな個性豊かなスパイダーマンたち

 

◆悪かった点・こんな人には向かないかも

キャラデザインで毛嫌いする人がいる(もしくは観たがらない)かも

 

◆感想・ひとこと

・映画のビジュアル

ジョジョや刃牙と一緒である。見ればめちゃくちゃ面白い。
日本のアニメと大分ビジュアルが違うので最初は見慣れなかった(慣れてないだけで観始めると全く問題ない) がそんなの関係ないくらい面白かった。

 

 

 

以下、例の如く微妙なネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

・マルチバースのスパイダーマン達

当初はピーター・パーカーとスパイダー・グウェンと行動を共にしていたので、スパイダーマンは3人と思っていたら、後からスパイダーマンがわんさか出てきて、えっまだ出てくるの?!と興奮した
しかもあまり見慣れないスパイダーマンばかりで、日本のスパイダーマンさえいる!(レオパルドンではない)
彼らは加速器の影響でパラレルワールドから現れたのだった。

以下、それぞれキャラクター

マイルス

前半は大体不安そうな顔をしているマイルス

本作の主人公。
若干13歳。この年で戦うか決断しなければいけないのだ。気概があっても器量がついていかず悩んでしまう。(この頃の僕は自分は何をしていたのかも思い出せない)

スパイダーマン:ピーター・B・パーカー

初見でマイルスにハンバーガーを奢ってもらう情けないシーン

無精髭にぽっこりと出たお腹。自信を完全になくした別世界のピーター。

スパイダー・グウェン:グウェン・ステイシー

美少女(ただし髪型にクセあり)

ピーターパーカーの恋人でクラスメイト。
別の世界ではスパイダー・グウェンとして活躍。
強い。
(アクシデントでこうなってしまうのだが)左右非対称の髪型に剃り込みなどなかなかパンクな格好をしている。
とにかく凄い髪型だ。

スパイダー・ハム

見た目に似合わず強いスパイダー・ハム

動物世界から来たスパイダーマン。
動物世界なのでそのまま蜘蛛じゃないのかよ!となるが子豚のスパイダーマン。
可愛い。
トムとジェリー感がハンパない

スパイダーマン・ノワール

ダンディーでハードボイルド(声優はニコラス・ケイジ)

フィルム・ノワールの世界(というジャンルがあると知らなかった!白黒映画程度理解だった…)から来たスパイダーマン。
探偵をしている。
クール、格好いい。
最後にルービックキューブ持って変えるところは可愛い

ペニー・パーカー

本人は強くはないが天才的頭脳を持つペニー・パーカー

アニメ界のスパイダーマン。
日系アメリカ人。
彼女はスパイダーマンに乗って戦う(どこかで聞いたことありそうな日本製のスパイダーマンとは違う)。頭脳派で可愛い。
日本語も喋る。

なお、映画を確認したところ『東映版スパイダーマン』及び『レオパルドン』はいなかった模様
と、冗談で書いていたが続編で出るかもしれないというまさかの噂がある

まさか東映版が…?!

・力をコントロール出来ないマイルズ

マイルズは実際十代前半で力をコントロールする事が出来ない。
他のスパイダーマンと比べると明らかに見劣りしているし足を引っ張っている
(他のスパイダーマン達は長時間マイルズのいる世界にはいれない為彼に任せるしかないのだが)他のスパイダーマン達のマイルズへの容赦のない叱責はなかなか厳しいものがあるのだが…

 

・マイルズの成長

しかし覚悟を決めたマイルズは他のスパイダーマンを助けに行くことを決意(というか役に立たないからと縛り付けられていた)する。
自分のコスチュームのカラーリングを変え黒いスパイダーマンとなるシーンは僕のお気に入りシーンである

マルチバースに多様なスパイダーマンがいるように、自分らしさがそれぞれあり、成長するタイミングや活躍する場はそれぞれ違って良いのだ。

・アカデミー賞受賞

日本ではあまり有名になっていないのだがアカデミー賞を受賞している。
ストーリーも面白いしアクションもカッコいい。
見た事ないタイプのスパイダーマンがいっぱい出てくる、等見どころ満載の映画。

・日本人クリエイターの話

カナダでスパイダーマンを作ったアニメーターにインタビュー!驚きの連続!【おまけの夜】
面白かったら高評価、チャンネル登録お願いします!藤原さんがやってるチャンネルはこちらです!スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 予告

YouTubeでは実際開発に関わったクリエーターのインタビューがある

完全に余談であるが、カナダのバンクーバーは2年ほど住んでいたが日本人を含めアジア人が多く夏はめちゃくちゃ過ごしやすい

裏方は特殊メイクやこうしたCG制作など日本人がハリウッドで活躍しているんだなと知った。

・疑問点とうかちょっと不満点

何故スパイダーマンはウィルソン・フィスクに殺されたのか?

スパイダーバースのウィルソン・フィスク
(ジャミラじゃないよ)

加速器の暴走め重症を負ってたとはいえ多少怪力のヴィランなのに…何かコイツジャナイ感があった

ちなみにはNetflixのデアデビルのメインヴィランをやっているのだがただのオッサンにしか見えないからであろうか?

Netflixのデアデビル版ウィルソン・フィスク
(日本語や中国語とかも話せる。俳優さんの努力が伺える)

・最後に

映画を観た当初は期待していなかったのだがスパイダーマンか沢山出てくるというユニークなストーリーとピーター・パーカーでないマイルズという新たな主人公、かっこいいアクションもありかなりオススメの作品。

 

◆その他

公式サイトhttps://bd-dvd.sonypictures.jp/spidermanintothespiderverse/sp/


 

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