- ◆マンガUP!とは
- ◆読んだマンガ一覧(更新予定)
- ①アラフォー賢者の異世界生活日記
- ②英雄教室
- ③おっさん冒険者ケインの善行
- ④神たちに拾われた男
- ⑤ゴブリンスレイヤー
- ⑥左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる
- ⑦失格紋の最強賢者〜世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました〜
- ⑧たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
- ⑨転生賢者の異世界ライフ〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜
- ⑩ナイツ&マジック
- ⑪冒険者ライセンスを剥奪されたおっさんだけど、愛娘ができたのでのんびり人生を謳歌する
- ⑫万年Dランクの中年冒険者、酔った勢いで伝説の剣を引っこ抜く
- ⑬落第賢者の学園無双
- ⑭最強タンクの迷宮攻略〜体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者のパーティーを追放される〜
- ◆おすすめ5選(更新予定)
- ◆異世界もののいくつかのパターン
- ◆みんな自分を変えたい?
- ◆最後に
◆マンガUP!とは

個人的にこのデザインがかなり好き
スクエア・エニックスが運営するiOS・Android用マンガ雑誌アプリ。
マンガポイントと呼ばれるポイントを使用して無料でマンガを読むことができる。
毎日120ポイント回復し、1話につき30ポイント消費する。
また広告の動画を見ることでMP+ポイントと呼ばれるものが付与される。
またそれとは別に3回分追加でマンガが読める。
MP+は先読みに指定されている一部の最新の話を読むのに必要。
●マンガUPの良い点・悪い点
マンガのおすすめを上げる前にアプリの良い点・悪い点を少しだけ上げてみようと思う。
◇良い点
・マンガが無料で読める
・オリジナルのマンガが面白い
・異世界者がとても多い
・マンガが豊富
◇悪い点
・一話が短い・広告のアプリが再生されない不具合(2020/06/06現在)あり
・以前にどこまで読んだかがわかりにくい(ストーリーの横にドッグイヤーがある)ため、MP+を消費して読んだことがあった…ということが割と起こる
個人的にはおすすめのアプリ。
ただ現在は不具合で広告が再生されていので見れる話数が少なくなっている
◆読んだマンガ一覧(更新予定)
おすすめを上げる前に読んだマンガと簡単なあらすじ
①アラフォー賢者の異世界生活日記

前世でオンラインゲームでトップに上り詰めていた主人公。
だがログイン中の事故に巻き込まれそのままゲームの世界へ。
ゲームのステータスを引き継いでいたため無双状態。
野盗に襲われていた貴族を助けたのをきっかけにそのまま少女の家庭教師になることに…
(ひとこと)主人公は自分の強さをわかっており力をむやみに行使しようとせず、ドタバタやコメディっといった不自然さにならないところが○。
②英雄教室

アーネストは勇者であり魔王との死闘の末ついにこれを破った。
だがアーネストは魔王との戦いにより本来の力を失ってしまう。
魔王がいなくなり平和になった世の中。
勇者としての自分の宿命に嫌気が差し一般人として過ごすことを夢見るアーネスト。
彼は国王の計らいにより英雄育成のための学校「ローズウッド学園」に入学するのだった…
(ひとこと)絵が好き。
一般人のつもりが強すぎて無双…というのがちょっと空回りしている。
読みすすめるとキャラクタの性格が変わり過ぎたり、不要なお色気シーンなどが気になる。
③おっさん冒険者ケインの善行

20年間ギルドで受注するクエストは薬草採集のみ。
他の冒険者には揶揄されバカにされているが本人は育った教会を助けるためであり気にしない。
ある日偶然超レアアイテムである「転生の実」を見つける。
これを売れば一生安泰の生活を送れる…がそこに現れた少女にたった銀貨3枚でこれを譲ってしまうのだった。
そこからケインの日常は一変する…
(ひとこと)とにかくケインが善い人でとても好感が持てる。
主人公はあまり強くないままというのも面白い。
ただ、勇者御一行である3人組のドタバタが個人的い合わない(特にマヤ)。
④神たちに拾われた男

日本の中年サラリーマンであった竹林竜馬は死後3神の力で異世界に転生する。
森で一人のんびり暮らし始めた竜馬は魔法でスライムをテイムしたのをきっかけにスライムの研究にのめり込んでいく…
(ひとこと)主人公はブラック企業につとめていて…死後異世界でスローライフを送るというもの。
前世との見た目のギャップがすごい。
転生したこと、神を目の前にしても動じない竜馬が自分の死因について聞いたときに取り乱すシーンが(不謹慎だが)おもしろい
⑤ゴブリンスレイヤー

冒険者になりたての女神官は初めての冒険で最弱であるはずのゴブリンの脅威にあう。
パーティの他のメンバは殺されたり辱めにあったりする中、「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれる粗末な鎧を身にまとう男がそこに現れ無慈悲にゴブリンの群れを屠っていくのだった…
(ひとこと)1話はかなりショッキングなシーンがあるので注意。
実際に冒険をしたらゴブリン1体ですら手こずるはずでそこがリアルに描かれている箇所が○
知略をもってゴブリンを倒す主人公がかっこいい。
主人公が異様にモテるというのが個人的には不要。
⑥左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる

史上最年少で賢者の称号を持つキースは魔物を討伐する騎士団に所属していた。そこで多大な成果をのこしていたが、ある日無能な上官と揉め事を起こし騎士学校に左遷されてしまうのだった。
魔物の侵攻が進む中、騎士の生存率のためにもキースは担当する生徒たちの潜在能力を生かし最強のクラスを作り上げていく…
(ひとこと)絵が少女漫画っぽい?
連載が始まって間もないため話数はまだ少なめ。
淡々と事実を述べて論理的に話す主人公が個人的に好き(少し冷たく見えるが)
⑦失格紋の最強賢者〜世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました〜

人は生まれると4つの内から1つ紋が授けられる。
第1紋を持つ主人公は戦闘では不向きな紋にもかかわらず努力を積み重ね最強となった。
だがこのままでは宇宙にいる魔物たちには到底太刀打ちできないため転生することを決意する。
「魔法戦闘に最適な紋章」を手に入れるため転生した主人公は「最強」である第4紋を手に入たのだった。
だが転生した世界は自分が生きていたよりはるか未来で、自分や仲間であった名前が「神格化」されている世界だった。
また手に入れた最強のはずの紋が「失格紋」として扱われていた…
(ひとこと)かなり面白い作品。コミックもかなり刊行されている。
主人公がコミュ障設定があったはずだが転生後は問題なく人付き合いが行われていて弱点が全くない状態。無双感が半端なく、めちゃくちゃ強い。
⑧たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

村人がすべて反対する中、少年ロイドは軍人になる夢を捨てきれず王都へ旅立った。
村で一番弱いロイドだったが、自分を含め村人たちは自分たちが「ラストダンジョン手前」に住む人外魔境の地だとは知るよしもなかった…
(ひとこと)アイディアがかなり面白い。確かにRPGで最初の村と最後の村では周りに出てくるモンスターのレベルが格段に違い、村人はどうやって生活しているのか?となる疑問点を元にして作られている作品。
いくら常識があてはまらない村出身であったとしても主人公が無自覚すぎてかなり不自然。
個人的にこのドタバタ感があまり合わなかった。
⑨転生賢者の異世界ライフ〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜

ブラック企業の社畜・佐野ユージはPC作業中に異世界に召喚される。
異世界では「魔物使い(テイマー)」となる。
だがスライムをテイムしたあとに、魔導書を大量に読み「賢者」となるのだった…
(ひとこと)絵がデスノートの小畑氏のよう。
個人的には面白いと思う。
テイマー✕賢者という職業で、スライムを上手く使うことによって無双状態になっている。
ただ、主人公の無自覚なところが読んでいて違和感があり、かなり無理がある。
(前の会社でも何日も徹夜していたがそれが普通とか自分が強すぎるのに気づかないなど。
自分も徹夜をずっとしていた身だが、徹夜自慢などして意味ない)
⑩ナイツ&マジック

敏腕プログラマーである主人公は帰宅途中に不慮の事故に会い命を落とす。
転生した世界は主人公が生前大好きであったロボットと魔法が存在する世界だった…
(ひとこと)あったようでなかった「異世界✕ロボット」設定が面白い。
ただ、主人公の性格がロボット命なのは良いのだがキレたりする箇所がよくわからずあまり好きになれない(それ以外は面白くて良い)
プログラムが前世でできたからと言って魔法の構築に特化しているという設定がちょっと無理がある(リアルタイムで使用する魔法とプログラムは別物。そもそもある程度の速さは必要だがプログラムは時間をかけるもの)
⑪冒険者ライセンスを剥奪されたおっさんだけど、愛娘ができたのでのんびり人生を謳歌する

かつて最強強化魔術師と名を馳せていたダグラス。
だが年を取り身体もボロボロになったことに加え呪文を唱える度にHPが減るという奇病にかかっており、かつてランクがSであったにもかかわらずCランクの任務すらこなせなくなりギルドからライセンスを剥奪される。
あてのない一人旅の途中で呪われた少女・ラビを助け出しひょんなことから2人で旅することに…
(ひとこと)絵がうまい。
主人公の性格が良いキャラクタ。
身体強化までできたら勇者より強くない?という疑問はおいておく。
⑫万年Dランクの中年冒険者、酔った勢いで伝説の剣を引っこ抜く

ある日、万年Dランクだった中年冒険者ルーカスは酔った勢いで伝説の剣を引っこ抜いてしまう。
その日からルーカスの人生は一変するのだった…
(ひとこと)テイルズオブデステニーのように剣がしゃべる(ただしこの剣はスケベで女性と関係を持つと強くなるという謎設定)
お色気要素のマンガに関わらず主人公が意外とまともな性格なのが面白い(がこれで強くなれるのか?)
⑬落第賢者の学園無双

現代から転生した後、人生のすべてを魔導の研究に費やした大賢者エフタル。
雷皇と呼ばれるまでに至るが自分の才能の限界に絶望する。
それから400年後、エフタルは再び転生するがその世界では魔力が衰退し彼の力は奇跡の業と呼ばれるほどだった…
(ひとこと)切れると性格が変わるところが驚いた。作者は他の作品のほうが人気がある様子だが、この作品も面白い。
作品は漫画化が最近であり作品数がまだ少ない。
⑭最強タンクの迷宮攻略〜体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者のパーティーを追放される〜

歴代最高と呼ばれる体力を持つルードは大盾で敵を攻撃を引き付けるタンクとして勇者のパーティーで活躍していた。
ところがルードの持つ謎のスキルにより勇者からパーティーを追放されてしまう。仕方なく妹の待つ村へ帰宅する途中で助けた少女によって自らの隠されたスキルについて知るのだった。
妹の病気を直すためルードは新たな仲間とスキルを駆使しダンジョン攻略に乗り出すのだった…
(ひとこと)ダンジョン攻略するまでがかなり面白い。
ただ、ダンジョン管理者になってからは微妙。
◆おすすめ5選(更新予定)
偏りがあると思うが以下の5つがおすすめ。(下記5つ以外も面白いものもあります)
(選定基準として、個人的にハーレム要素とかお色気が普通のマンガには不要?必要ならば別のものを読めばいいと思っているのでその要素があるものは省いた。
また無自覚な主人公という設定がどうもしっくりこないのでこちらも省いた)
・ゴブリンスレイヤー
すでに有名な作品なので、あらためて話すこともないと思うが1番おすすめ。
(これは転生ものではないが)主人公は強いが他にも強いキャラクターは存在しているし、最強でもない。
あくまでもゴブリンだけに強い。
だがゴブリン特化の戦い方・研究・研鑽を積み重ね決して油断することなくゴブリンを倒す姿がかっこいい。
また同じくゴブリンに対する執念が狂気じみたところがあり今後どうなるのか気になるところ。
一方でゴブリン以外は全く興味がないのはわかるが多少知識がないと死んでしまうんではないか?と少し気になった。
装備も動きやすさを重視したものであったり、敵の装備を奪って使う(血がついたナイフや剣は油でつかえなくなる)などディティールが細かく描かれている。
・失格紋の最強賢者〜世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました〜
主人公のコミュ障設定がなくなったので完全にただ無双状態なのだが、その力を自分で理解している(異世界ではなく転生ものなので)点が読んでいて違和感がない。またこのマンガもすでに人気があるようで、なる程、理由が納得できる。
・転生賢者の異世界ライフ〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜
主人公の無自覚さがかなり不自然なのでが、それ以外は読んでいて面白い。
(逆にこの設定ありでも5選に入っているのが個人的には驚き)
・ナイツ&マジック
異世界&ロボットと言う設定がユニークなところが◎
また、主人公の性格を除けばほかはすべて面白くいい作品だと思う。
(アニメ化しているのを全く知らなかった…)
・冒険者ライセンスを剥奪されたおっさんだけど、愛娘ができたのでのんびり人生を謳歌する
主人公がおせっかい過ぎるほど良い人。あとすごいイケメン。
自分に呪いを掛けた相手にさえ同情してしまうというThe・善人。
あとラビがすごく可愛くて癒やされる。
◆異世界もののいくつかのパターン
マンガをいくつか読んでパターンらしきものがわかったのでまとめてみる
◇前世は不幸がデフォルト
貧富の格差の広がりや、不幸なニュースが多い世の中の情勢を反映しているのか?主人公はたいてい前世でブラック企業に務めていたり、不幸な自己で他界するというのがデフォルト設定のよう。
◇冒険者ランク最下位→最強へ
何か「きっかけ」を手にすることで自分が変わる。
こちらも変身願望のあらわれなのだろうか?
◇無双化
転生すると能力が他と比べて圧倒的に強くなる&力を手に入れる条件がかなりゆるい(=簡単にLv99になるようなイメージ)
◇隠遁生活
異世界に行くとなぜかスローライフを送る主人公が多い
(老後の安定した生活というのを彷彿とさせる)
◇不当な評価・気づかれない
個人的いここが面白いと思う箇所で、主人公は異世界に転生して超人的・圧倒的力を手に入れても周りがそれに気づかなかったり、うまく評価されないが、彼らはそのままの評価を受け入れていることが多い。
◇能力主義
異世界では生まれ持った資質で職業や強さが決まるというパターンが多かった。
いくつかは努力でそれでもなんとかするというのがあるが、基本は人々はそれを受け入れて、諦めてしまっているものがほとんど。
◆みんな自分を変えたい?
現実世界である意味抑圧されているからなのか?異世界に行くと誰よりも優れて無双状態というものが異世界者の大半を締めている。
異世界=生まれ変わり
として考えるならみんな今の自分を変えたいと思っているのだろうか?
作品が有名・人気になるには一定の賛同(=この場合読者がつく)が必要なわけでこれはある種の社会の状況を表しているのではないかと思った。
とかいう僕も「もし異世界にいったら…」とか「…ができたらな」とか思うわけでありこの気持がとてもわかる。
最悪なのは死ぬこと
ただ一方で、(いくつかの上記のマンガでは)ブラック企業に務めたまま過ごしているが「なぜ辞めないのだろうか?」と思ってしまった。
1つの企業に務め続ける=美徳
というのはわれわれよりももっと上の世代の考えだが年功序列のシステムも崩壊した今こういった考えは取り去ってしまったほうがいいのになと思った。
彼らはブラック企業に務めたがゆえに不幸な死に方をしたりしているが最悪なのは死ぬことなのだ。
誰も自分の人生の責任はとってくれないし、自分の人生に責任をとる&好きなように舵取りをするのは自分なのだ。
だから異世界に行ったら…となる前に今の世界で好きに生きればいいのだ。
◆最後に
(最後は完全に脱線して説教臭くなったが)マンガは面白いものが多いし、無料なのでおすすめです。
あと「勇者」ではなく「賢者」が多いのもなにか気になった。