アンタゴニスト5巻

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アンタゴニスト5巻

ネタバレ注意

◆内容・あらすじ

ヘルトピア事件から2年後の2020年8月
夏休みを利用して合宿に来ていた東京都立富士見台高校薙刀部のグループは伊豆諸島の一つである新島に 訪れていた。
薙刀部・1年生である五輪真由美(いつわまゆみ)は極度の乗り物酔いでフラフラになりながらも島へ到着する。

顧問の先生両親が経営する民宿へ訪れるも彼の両親の行方がわからない。
行方を探している間に生徒たちは島の周りを探検することに。
そこで五輪は猫を見つけ触ろうとするがなんとその猫の下半身は不気味な機械の姿をしていたのだった。

島中に異変が起き始めていた…

島内のカフェ(があるように見えない田舎だが)に訪れる生徒たち。
そこで彼女たちはカブトムシ姿の怪人を目撃する。

そしてその先には首をつった男性の死体が。
パニックに陥る彼女たちは担任を呼び事態を説明する。
担任は落ち着いた様子で警察を呼び、生徒たちは民宿に戻るように指示するのだった。

彼女たちが泊まる予定の部屋に人の気配がし、中を調べるとそこにはリーゼント頭の男がいた。
男は自分を匿うように彼女たちに告げるのだった。

一方警察が到着し担任は事情聴取に取り合う。
そして警官は彼にこの島で何が起きたか話し始める。
ヘルトピア事件後、この島にはヘルトピアの残党が逃れてきたのだった。
彼らはヘルトピア復興のために島民にアンタゴニストの原虫を感染させていた。

だが原虫はすべての人間に感染するわけではなく感染者と非感染者が混在する状態となった。
見た目に違いはなく、見分けるには「恐怖感」を感じない人間を見つけ出すしかなかったのだった。
そして警察は通報の際の声や態度でそれを見極めているという。
警官は担任の肩をゆっくりと叩き「君の番だよ」と告げるのだった。

逃げ出した担任は瀕死の状態で民宿へ戻ってくるが五輪達の前で車に襲われる。 彼はあっけなく生徒たちの目の前で車に噛みつかれ殺害される。

そしてリーゼント男が車の前に立ちはだかる。
リーゼント男がカフェで見たカブトムシの怪人だったのだ。
車は機械人と呼ばれる人と機械を合体させた異形の怪物でありこのカブトムシ怪人を追いかけてきたのだった。

機械人は新組織「エデアル」と名乗り古いヘルトピアの怪人を仲間と認めず殲滅しようとしていたのだった。
機械人と怪人が戦いを始める。
そしてなんとか車の機械人「シルバーライノゥ」を退け五輪たちは避難する。

だが同時に島中で機械人が一斉に人を襲い始めたのだった。
カブトムシ怪人を持ってしてもより進化した機械人たちによって五輪たちは追い詰められる。
絶体絶命のその時に右手が銃の機械人間が立ちはだかりる…

絶体絶命のところに現れた彼は?

 

 

◆良かった点

怪人VS機械人!という新しい展開
新しく機械人という怪人が出てきて「人・怪人・機械人」という3つの勢力がこれからどう関わっていくのかが気になりとてもおもしろかった

◆悪かった点

あれ?神条は
これって新作ですか?と言わんばかりに前回までのキャラクタ出てこない(元SATの刑事・酒井のみ) 点。
今後どうやって前回までのキャラクタと関わってくるのかが見ものではあるが少し位は見てみたかった

◆感想

5巻が出ました。
速攻でAmazonでポチって買ってあっという間に読んでしまった。
まだ新章が始まったばかりだがいくつか気になった点をまとめてみる。

・怪人は弱い?

怪人と機械人は敵対関係にあり怪人は劣勢にあるようで見つかると殺されている。
しかも作中で言及されているように機械人からみると怪人は「弱い」や「古い」などと言われて見下されている。
カブトム男(平甲児)は前回までの怪人と違い複数の動物の能力を備えているにも関わらずである。

・「エデアル」とは?彼らの目的とは?

また、島の田舎ですら機械人のこの強さ
都会に出ればとんでもない強さを誇るのではないか
またヘルトピアみたいに最終的には核で街を破壊し尽くすみたいな発想にはならないと思う。
なぜなら都市の機能がなくなると機械人の良さがなくなるからだ。
またヘルトピアと同じ轍を踏まないみたいなことを言っているのでより知能犯的に人々を襲うのではないかと思う。
エデアルの現状の戦い方は、指揮を行う戦闘員と実際に戦闘を行う機械人と役割分担が行われているようだ(今はそれがあまりうまく機能していないが…)

・人間達の抵抗

また人間側もやられっぱなしではなく対抗できるのか?
次巻ではSATが島に突入するようでどうやら対抗策がある模様(とみせかけて噛ませ犬の可能性もあるが)

・新しい主人公

彼は熱を感知したり、目にした映像を記録したりできる。
間違いなく彼の免許書ではないだろう

記憶を失っている右手にレールガンを装備している機械人。
見た目が完全にターミネーターのT260
記憶がなく飄々とした性格で掴みどころがなく謎。
名前は持っていた焼けた免許証から「宮士郎」と名乗る。
また神条の様に知識もあり頭の回転が早い

・カブトムシ男

ヘルトピアの残党が改造を施した人間。
名を「平甲児」と名乗る。(カブトムシの能力で甲児って完全にマジンガーZが元ネタだろう)

ヘルトピアの頃と違い2つの動物の能力を有している。
1つが「カブトムシ」でもう1つが「電気ウナギ」。
(テラフォーマーズなら一気にランキング1位だろう)
恐怖の感情が薄れている+見た目がヤンキーだが意外といいやつ。
個人的にこの巻の中では一番のお気に入りキャラクタ

・五輪真由美というキャラクタ

口癖のように謝り、気の弱そうな彼女だが所々の発言が完全にサイコパス。
また生き残るためにどういう行動をすればいいのかを本能的?にわかっていて危機管理能力が一番高い。
(怪人である甲に助けを求めたり、病院に人を助けに行くのに志願して結果的に助かったりなど)

恐怖でおかしくなったのか笑顔になる

薙刀を扱えるようで一般人よりは少し強いと思われる。
ある意味一番「ヤバいやつ」でこの巻で一番目立っている。

・今後の展開&前のキャラクタたち

今のところは出てきていないので気になる所 かなりの強さを誇った神条は機械人と戦ったらどうなるのだろう?ひょっとして宮士郎と戦うのか? もしくは共闘するのかなど色々と妄想してしまう展開ではないだろうか?

◆最後に

神条はいつ出てくるの?!など続きが気になる展開になっていた。
普通にめちゃくちゃおもしろかった!


 

 

 

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