アンタゴニスト1巻

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※1〜3巻のまとめだったものを巻数ごとに変更しました。
※ネタバレ注意

◆内容

突如現れた悪の組織ヘルトピアにより混乱に陥った日本。
ある日、神条恒彦はバスに乗っていたところ、ヘルトピアの怪人により捕まり連れ去られてしまう。
アジトでは人体実験が繰り返し行われていて神条もその犠牲者となる。

改造手術に適合する人間は一部で、備わる能力もそれぞれ異なる。
上条が手に入れた能力は『トンボ』だった


 

 

◆良かった点・こんな人向け

・仮面ライダーやテラフォーマーズが好き。
・ディーテイルがしっかりとしていて世界観がある。

◆悪かった点・こんな人には向かないかも

・グロテスクなのが苦手
・(個人的に絵は好きだが)絵の躍動感はあまりない

◆感想・ひとこと

・現代版仮面ライダー

現代版仮面ライダーがあったらこんな感じなんだと思う。
主人公が今時の若者で何事にも冷めていたりや警察の初動の遅れで〜みたいなところが仮面ライダーと違い今風にアレンジされている(正義の心と悪の組織に復讐を誓いみたいなのもない)。
主人公はどこか受け身で自分から進んで何かをするということがない。
それ故に目立って真っ先に狙われるみたいな事がないので(今のところ)助かっているんだろうとも思われるが…

物語はTV番組が過去を振り返る〜という形で始まる

それにしてもヤクザとか日本にいる悪の組織は自分が『悪いことをしていますよ』と公表するのが好きみたいだ。
神条は今の若者という感じ。
受け身でどこか冷めている節があり。

神条は幼なじみの美礼のことが気になっている。ただし、美礼には彼氏がいるし、神条は気持ちを伝える様子は無い様子…

一方クラスメイトの南は神条に興味がある。
神条は全くその気がない。
(個人的には南ちゃんの方が断然良いと思うのだが…)

個人的には南ちゃんの方が断然良いと思うのだが…
彼女も神条に関わりヘルトピアに巻き込まれていく…

◆最後に

テラフォーマーズみたいに変身+割とリアルっぽいSFが好きならオススメ。

コウモリ型怪人

意外と悪の組織の持つ科学技術に比べてやってる事のスケールの小ささがアンバランスで少し気になるところはあるが、続きが読みたいと思う最近の(数少ない)マンガ。


 

 

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