サイバーパンク エッジランナーズ

映画・ドラマ・アニメ

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◆内容

日系企業アラサカなどの巨大企業に支配されたディストピア都市ナイト・シティ。そこに暮らす少年デイビッドは、富裕層向けの学校で浮いた存在だった。「あんたにはエリートになって、アラサカタワーの最上階に勤めるくらいになってほしい」と母グロリアは彼を学校に入れたが、高額の学費を払うには庶民が女手一つで懸命に働いても稼ぎが足りず、アパートの家賃は滞納が続いていた。

二人で車に乗っていたところ、ギャングの争いに巻き込まれて車が横転。医療部隊が駆けつけ救われると思いきや、高額な契約金を払っている金持ちだけを運搬し去っていった。車から投げ出されたまま長時間放置されたグロリアは死亡し、医者は以前からの過労働で衰弱していたせいもあると指摘した。

デイビッドは母の遺品からサイバーウェア「サンデヴィスタン」の軍用品を発見した。救急救命士の母は、死者から剥ぎ取った物を売り捌くという違法行為によって学費を捻出していたのだ。その軍用サンデヴィスタンは、強力な戦闘能力を得られるが副作用で装着者を発狂させサイバーサイコにしてしまったという曰く付きだ。デイビッドは危険を承知でサンデヴィスタンを装着し、様々な仕事を請け負うエッジランナー(傭兵)として成り上がる道を歩む。

偶然の出会いからデイビッドに傭兵稼業を教えるようになった少女ルーシーは、いつか足を洗って遠くへ行きたいと望み、テラフォーミングされ富裕層のみが移り住んでいる月面都市に行きたいと夢見ていた。彼女に惹かれるデイビッドは「俺が君を月に連れて行くよ」と約束する。(Wikipediaより)

ここから微ネタバレ注意

◆良かった点・こんな人向け

・原作のゲームをプレイした人
・ブレードランナーや攻殻機動隊のようなサイバーパンクな世界観が好きな人
・主人公・デイビットの生き様がカッコいい
・(話はSFだが)リアル寄りのストーリー(主人公が無敵に!とか嫌な人)が好きな人

◆悪かった点・こんな人には向かないかも

・年齢制限(16歳以上)の作品なので過激表現が嫌いな人(個人的には内容が完全にR18と思っている)
・終わり方が人によっては嫌い(かも)
・(知らなくてもある程度はわかるが)ゲーム内の言葉が説明なく使われている

◆感想・ひとこと

・まず感想

ゲームをやったことがなくても普通に面白い。
ゲームをした人ならさらに面白い。

久しぶりにむちゃくちゃ興奮して見たアニメ。
過激表現が大丈夫なら絶対おすすめ!

・デイビッド

主人公のデイビッドは、貧しい家庭ながらもエリートが通う学校へ通っていた。
成績は優秀なものの、自身と周囲の違いに馴染めずにいた。

母親が学費を稼ぐために無理して働く姿をみていたため、母親の夢である「アラサカ」で働けるように学校へ行くも、お金の問題で違法ソフトを使い学校のシステムを破壊してしまう。
デイビッドは自身の環境に行き場のない焦燥感を感じていたが、ある日ギャングの抗争に母親と共に巻き込まれ全てが急変する。

母親をなくし茫然自失するデイヴィッド。
遺品整理をしていた所、母親が学費を稼ぐために、横流ししていた「サンデヴィスタン」と呼ばれる軍人仕様のインプラントを偶然手にする。

「サンデヴィスタン」の能力は超高速で動く事ができる様になるものだが、扱えるものが少なく、扱えても使い過ぎると副作用があり、抑制剤が必要になるという危険な代物。

お金がなかったために母親を救うことも学費を払うことも、住み家すらなくしたデイビッドは絶望し、副作用が大きい「サンデヴィスタン」を自分の体に入れる事を決意する。

・サイバーパンクへ

「サンデヴィスタン」を使いこなす事が出来たデイヴィッドは電車内で偶然知り合ったルーシーに一目惚れし、ひょんな事から、ならずものの集まりのアウトローの傭兵集団へ。
そこで仲間と共に危険な任務をこなしていく

・強さは代償を伴う

「強さ=インプラントの多さ」でインプラントが多ければ多いほど、体は機械化していき強くなっていく。
デイヴィッドもサンデヴィスタンを人よりも扱う事ができたが、使えば使うほど体を蝕んでいった。

・主人公は特別だが…

多くのアクション系は主人公には圧倒的な才能や能力があり、それで無双してラスボス倒したり、敵の陰謀に気がついてそれを阻止するというのが王道のパターン。

デイヴィッドはほとんどの人が使えないもサンデヴィスタンを扱え「特別」ではあるが、それでも誰よりも強くなったというわけではない。
デイヴィッドは大きな陰謀渦巻く中の歯車の一つに過ぎず、自分がどういった状況にいるのかなどもわかっていない。こういう点がリアルで個人的には好き。

イメージ的には、鉄血のオルフェンズの鉄華団みたいな感じといえばいいだろうか?

・サイバーサイコシスしていくデイヴィッド

サイバーサイコシスはインプラントなどの使いすぎで精神が蝕まれていく症状のことで、サイバーサイコシス化してしまうと自我を失い二度と戻れなくなる。

デイヴィッドも無茶苦茶な戦い方をするため、少しずつサイバーサイコシスしていく。
デイヴィッドも「特別」ではなかったわけである。
一方でアダムスマッシャー(ゲームでも出てくる)は本当に「特別」で全身がほぼ機械化しても問題がない。

・生きる目的

母親の死によって、デイヴィッドの生活は目まぐるしく変わっていった。
母親の死後、絶望し生きる目的を失いかけていたデイヴィッドは、ルーシーと出会うことで自身の目的を知る。
ルーシーを守るためならば、さらに危険なインプラントすら迷う事なくインストールする。
仲間の死や母親を失った事を背負いながら、彼女の為に戦いサイバーサイコシスしていくデイヴィッドは見ていて痛々しかった。

・物語の結末

個人的に終わり方は悲しいが、すごく良かったと思う。
歴史には残らない名もなき男の生き様みたいなのが見れた。

あとレベッカ(デイヴィッドの仲間)いい女すぎ。
パンクやロックの様に太く短くを体現した様な生き方をするデイヴィッドは非常にカッコよかったです、はい。

サイバーパンクエッジランナーズはNetflixオリジナルアニメで、全10話。
おすすめのアニメなので興味がある人はぜひ。

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